店舗デザインの重要性

飲食店を経営する場合、お店の顔って、何でしょうか?料理やサービスの内容、それにスタッフもそうですが、忘れてはいけないのがお店のデザインです。勿論、外観もそうですが、店内の間取りや内装といったものも含めた、トータルなお店のデザインは、そのお店のキャラクターを表すといってもいいような存在です。それは、小規模な飲食店でも同じです。今回は、そんな店舗のデザインについて見ていきます。

〇店舗のデザインが表すものは?

 まず、店舗のデザインが表すもの、見る人に伝わる内容について考えていきます。

 先程も書いた通り、店舗のデザインとは、単に外観だけでなく、室内の間取りや配置、それに内装や照明、装飾的な要素のあるものも含めたトータルなものですが、店舗のデザインによって、お店に来られた方、通りがかりで見る方は次のようなことをイメージされます。

 ・お店のコンセプトや雰囲気

 ・料理や飲み物等、サービスの内容

 ・メインとなる客層

 ・値段

 どうでしょうか、お店のデザインは、実に色々なものを表現していますから、来客数や満足度に大きな影響があるものなのです。

〇店舗のデザインで目指すものは?

 では、店舗のデザインを考える際には、どんなことを目指していくのか、改めて見ていきたいと思いますが、次のような状態を目指して店舗のデザインは進められるべきです。

 ・入店のしやすさ、入ってみようという気分にさせること。

 ・料理など提供するサービスが、より質の高いものに感じてもらえるような仕組み、雰囲気。

 ・お店のコンセプトに合った居心地の良さ。

 これらが揃って、はじめて店舗デザインが成功したと言えるのです。

〇店舗のデザインでやってはいけないことは?

 逆に店舗のデザインで、やってはいけないこと、NGなことについても挙げておきます。

 ・流行を追いすぎる。

 ・奇をてらっていることがわかってしまう。

 ・周囲の環境やお店のコンセプト、サービスの内容と調和していない。

 ・デザインを優先しすぎて、伝えなければいけないことが伝わらない、使い勝手が悪くなっている。

 いわば、自己満足に終わってしまうようなデザインの店舗は、入店しづらいばかりか、居心地も悪く、提供する料理等サービスの質に対するイメージも下げることになってしまいます。

今回は、小規模な飲食店でも大切な店舗のデザインについて見て来ました。夢だった飲食店の開業に向けて大切な店舗のデザインは、ただ単に流行の先端を行っているとか、お洒落な雰囲気だというだけではダメです。それぞれのお店のコンセプトや提供するサービスの内容等に合ったものとする必要があります。

私達、店舗デザイン建築.COMは、1つ1つのお店それぞれにあった、そして1人1人のオーナー様の想いを表現するような、そんなお店造りを目指しています。小規模な飲食店でも、文字通り、完全オーダーメイドで、どこまでも寄り添いながら開業を応援させたいただく店舗デザイン建築.COMで、一度、夢を語ってみませんか。

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takedajun