低コストで内装工事する条件とは 

コロナ禍も一段落となり、私達の生活も平静を取り戻しつつあります。一方、新しい価値観やライフスタイルが根付きつつあるのも事実です。コロナ禍で最も影響を受けた業種の1つである飲食業などでも、新たな店舗展開が見られるようになりましたが、これはビジネスチャンスであるわけですが、その流れに乗るために大切なポイントの1つが、いかに初期費用を抑えて、つまり低コストで店舗を開店させるかということです。それには、賃料や人件費を含む運転資金等も大切な要素となってきますが、今回は避けては通れない内装工事にスポットを当ててみたいと思います

〇内装工事は避けては通れない繁盛店への関門
 まず、最初に内装工事の重要性について簡単に説明させていただきたいと思います。繫盛店を造るためには、味やサービスは勿論ですが、お店の印象も大切になってきます。外観は勿論、内装についても、居心地の良さ、ときめき、非日常感といった様々な要素が求められます。また、それはお客様にとってだけでなく、そこで働くスタッフにとっても、モチベーションを保つための大切な要素となってきます。つまり、どのような内装にするかということも、決して疎かにできない問題なのです。同じクオリティーのサービスを提供しても、受けとる側の印象は、大きく違ってくるはずです。


〇内装工事にかけるコストについて


潤沢な資金がある場合は別かもしれませんが、新規開店をお考えの多くのオーナー様にとっては、やはり出来るだけコストを抑えたいというのが本音だと思います。そこで、最近では、居抜店舗を借りる場合でも、あまり内装工事を行わずにお店をオープンされる例もあります。勿論、元々の店舗の状態等にもよりますから一概には言えないことですが、店舗の内装工事というのは、オープン後は出来ないものですから、最初にしっかりとしたコンセプトの元で行っていくことが後々のことも考えると大切になってきます。そして、コストを抑えることを意識しつつ、お客様目線に立って手抜きは行わないというのがポイントになってきます。


〇内装工事を低コストで抑えるためのポイント

 では、具体的に低コストで内装工事を行い、繁盛店を造るためのポイントを挙げていきます。


① メリハリをつける。


まず、店舗を開店する際には、それぞれのお店によって、どのようなお店にして、どんなお客様に来て欲しいかといったコンセプトがあると思います。それに沿って、力を入れる、つまりコストをかけるところと、出来るだけコストを抑えるところをはっきりとさせる必要があります。勿論、全てにおいて、上質な空間を創れればそれにこしたことはないのかもしれませんが、それでは、ビジネスとして成り立たないかもしれません。お店のコンセプトに沿って、優先順位をつけ、諦めるところは諦めるというのが実は大切になってきます。

② 業者選びは大切。


そして、業者選びは何よりも大切になってきます。いくつもの業者とコミュニケーションをとってみて、考え方、要望をしっかりと聞いてくれて、出来るだけそれに応えてくれようとする業者を選ぶことが大切になってきます。その際には、実際に施工されたお店を教えてもらい、見に行くというのもいいかもしれません。
また、工事の種類ごとに自分で業者を選ぶ方法も、確かにコストを下げることが出来そうですが、実際には、それぞれの業者間で内容や工程の調整を行う必要もあります。それに、確かに中間マージン的なものが発生するのは事実ですが、付き合いのある元請業者の方が、金額的には安く発注することが出来るというのも事実ですし、手間や後々の修理やメンテナンス等のことも含めると、元請業者に一括して発注することのメリットも大きいのです。

③ 出来るとことはDIYも。


また、最近は内装工事などについても、簡単に色々な資材を揃えることが出来ますし、Youtube等でも工事についての知識を得ることが出来ますから、時間がある方は自分で出来ることは自分でする、というのもアリかもしれません。そんな場合でも、アドバイスを求めることが出来る存在が身近にあれば安心かと思います。

今回は、店舗の開店に向けての内装工事について見てきました。
色々なオーナー様がいて、その数だけ店舗があり、それぞれに相応しい内装があります。
私達、店舗デザイン建築.COMは、そんな全てのオーナー様に寄り添い、いつまでもその街に根付く繁盛店を造るお手伝いが出来ればと考えております。
飲食店の開業をお考えの際には、是非、一度、お話をお聞かせ願えればと思っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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